花まつり

中等部(中1~中6)は5限目、高等部(高1~高3)は6限目に花まつりが行われました。

花まつりとは、お釈迦さまの誕生をお祝いする行事で、本校でも毎年行われています。

午前中には高等学校棟1階に花御堂が置かれ、たくさんの生徒が誕生仏に甘茶を注ぐ「灌頂(かんじょう)」を行いました。


献灯・献香・献華ののち、音楽法要として「衆会」、「三帰依」、「花まつりの歌」を全員で歌いました。


校長先生から、人と人との対話における「言葉」の大切さについてお話がありました。
私たちが日常使っている言葉には、相手の心に大きく働きかけるという重要な役割があります。
生徒の皆さんも、自分の思いを伝えるだけでなく、相手への思いやりをもった言葉を用いて学校生活を送っていってほしいと思います。


熊澤先生からは、本校の校名の由来でもある「智慧の眼を開く」という言葉について学びました。
「智慧」とは物事を正しくとらえ、真理を見極める認識力のことです。そして、一切の本質を見通す力でもあります。
この智慧を身につけるためには、思いやりの心を持ち、自分がさまざまなものに支えられていることを自覚して過ごすことが大切なのです。


「開智」という校名にこめられた思いを改めて考えるとともに、周囲の人々との関わりや言葉による対話の重さなど、普段の生活をふりかえるよい機会になりました。
「智慧」を身につけられるよう、常に自分の行いを省みて行動していきましょう。


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