中1 スーパー理進 かわべ天文合宿(1日目)

バスにて移動

 
本日から26日まで、中1スーパー理進コースの生徒は和歌山県南部にある川辺天文台にて天文合宿です。
12時すぎ ただいま、出発しました。生徒のなかには初めて天文観測をする人も多いと思います。宇宙を実感できる合宿になればいいですね。



諸注意の様子

 
天文台に到着しました。写真の部屋で授業を受けます。
合宿における諸注意を受けました。マナーを守ってよい合宿にしてほしいです。




天文台

 





3時間の授業が終わり、これから夕食を頂いて、いよいよお楽しみの天文観測です。昼ごろやや曇っていましたが、だんだん晴れてきて夕日も観察できました。しかし、天文台の方によると観測できるかはまだ怪しいとのことです。観測に相応しい空模様になってくれることを祈っております。


幸い晴れて、本日の天体観測が終了しました。天体観測の内容をご紹介します。まずは野外で冬の星座について天文台の方に説明して頂きました。今日は冬の大三角形をはじめ、北極星などもきれいに見えました。続いて、口径1メートルの日本で10番目に大きい反射望遠鏡を用いて、3つの天体を観測しました。

☆シリウス
その名前の由来はギリシャ語で「焼焦がす」。マイナス1.5等星の星座をつくる星のなかで最も明るい星でした。


本日のまとめの様子

☆オリオン大星雲のトラペジウム
ガスの中の生まれたての四つ星が特徴。生まれたてといっても10万歳。星の寿命は短くても1000万年。長い場合は、数100億年。それを考えると10万歳は人にたとえると、まだオムツをはいた赤ちゃんということになります。
そしてこの天体は1300光年彼方にある天体。これは、1300年前前にこの天体を発した光が1300年かけて我々の目に届いたことを意味しており、1300年過去を見ていることになる。最も身近な恒星太陽でさえも我々に届くのは8分前の光だそうです。我々の感じている時間と宇宙スケールの時間の違いを生徒も実感できたことでしょう。

☆土星
黄色く輝く惑星。リングが美しく見えた。土星本体の直径は地球9こ分。リングを含めると、地球12個分。大きな惑星である。
生徒たちは興味深く星々の世界に見入っていました。宿に戻って今日学んだことをまとめて、今日は就寝です。明日も晴れたらいいですね。


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